ドイツ
シュトレンの季節
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スーパーマーケットに並んだシュトレン

 10月に入り、次第に日が短くなってくると市中のスーパーマーケットにはクリスマス用品がちらほらと並びはじめる。プレゼント用のチョコレートやリューベックのマジパン、そしてもう少しすれば蝋燭やクリスマスツリーのお飾りなどがお目見えする。なんとも気の早いことだが、ドイツ人は、それだけクリスマスを待ちこがれる気持ちが強いのだろう。



 私が楽しみにしているのは、ドイツのクリスマスケーキであるシュトレン(Stollen)。バター風味のもの、ラム酒の入ったもの、マジパンのはいったものと様々の種類がある。最近では食べやすいように一口サイズのものまで販売されている。白く砂糖がまぶされており、冬の雪山を思わせるが、語源辞典によれば「柱」が語源であるとのことだ。本来、柱状の形をしていたものか。

 このシュトレン、日本でもまれには販売されているようでドイツびいきの人たちの間では、知る人ぞ知るお菓子となっているとのこと。しゃれたケーキ屋で、結構なお値段で売られているという話を聞いたことがある。ちなみにドイツのスーパーマーケットで販売されているものは、1.49 - 2.99ユーロ(ベルリンのスーパーマーケット)と非常に安い。もちろん工場で大量に作られるもので、日本で売られる職人お手製とは単純には比較できない。しかし日独の価格差を考えると日本での「舶来品・文化」の宿命を考えざるを得ない。西洋ではごく普通のものが、日本に上陸した瞬間に高級品になってしまい、「舶来品=高級品」の定式ができてしまう。したがって普通のものが普通のものとして受け入れられる余地はここには乏しい。このことは、お菓子一つにとどまらい。【長嶋】



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