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ヴァイツェンビールの注ぎ方 【2005年6月28日】

 ドイツの飲み物と言うと「ビール」という固定観念があるが、やはり本場のビールはうまい。そして本場にはそれなりの飲み方がある。ここでは一つ、ドイツで習った瓶ビールの美味しい「注ぎ方」を説明したい。
 ただし「ビール」も地域によっていろいろある。どこにどんなビールがあるかと言うビール巡りや蘊蓄(うんちく)の話は、いずれ機会があればということにするが、今回登場頂くのはヴァイツェンビール。「ヴァイツェンビール」とは、小麦(ヴァイツェン)を主原料としたビールで、南ドイツに多いタイプ。北ドイツで一般的なピルスナービールもうまいのだが、日本人の口に合うのはヴァイツェンの方かもしれない。ドイツに旅行に来てミュンヘンで飲んだビールが忘れられないという場合、そのビールは「ヴァイツェン」である可能性が高い。「ヴァイツェン」はドイツ語でWeizenと書くが、日本でこれが飲めるところがあれば「ワイツェン/ワイゼン」なんてメニューに書かれているかもしれない。ドイツ語の "w" は、「ヴ」と濁る。ちなみに「フォルクスワーゲン」ではなく「フォルクスヴァーゲン」が、ドイツ語本来の発音に近い表記ということになる。閑話休題。

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ヴァイツェンビール
 このヴァイツェンビール、中でもヘーフェヴァイツェンと呼ばれる、酵母で濁ったビールには、より美味しく飲むための注ぎ方がある。ただし瓶での話。
 まずは瓶の8〜9割は、泡を立て過ぎないように普通に注ぐ。ここはあまり重要でない。プロが注ぐと、一気にしかも泡が立ち過ぎないように注がれるが、素人はゆっくりと注げば良い。泡がたち過ぎたら、少しばかり消えるのを待つ。ビールに限らず、何事につけ急がないのがドイツの基本。
 重要なのは残りの1〜2割。この残ったもので瓶の内側の底や側面を洗うようにして、最後の一滴までグラスに注ぐ。お店で飲むと、手慣れた給仕がお客の前で残った瓶を寝かせ、テーブルの上で2、3回転がしてから注いでくれるようなときもある。なぜそのようにするのかと聞いてみると、(酵母)菌が瓶にくっついて眠っていて、それがうまいのだと説明された。
 本当かどうかは分からないが、確かにこのように注いで飲むと味が違う。気のせいも20%くらいはあるかもしれないが、少なくとも違うように感じる。いずれにしても「味」の問題だから、感じればそれで良いのだ。ドイツを旅行されたとき、あるいは日本でヴァイツェンビールを手に入れたときには、是非お試しあれ。【長嶋】
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