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セクシーな赤ずきんちゃん (Rotkäppchen)
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赤ずきんちゃん
U2 Ernst-Reuter-Platz駅にて

 このタイトルで『“大人も楽しめる”グリム童話』と勘違いされた読者もいらっしゃるだろうか。左の写真は、ベルリンの地下鉄駅で見かけたポスターだが、赤い帽子(ずきん)と赤いスーツで森の中を散歩する若い女性の姿。大人になった「赤ずきんちゃん」?。なんとも艶やかだが、やはり“大人も楽しめる”・・ではない。


 これは東ドイツが誇る発泡ワインのブランド「ロートケプヒェン(=赤ずきんちゃん)」のポスター。東ドイツと聞くと何となく野暮ったいイメージがするが、これに限っては、なんとも洗練されている。この企業、創設は19世紀のことだが、経営体制の変更を経て今日まで続いている。その紆余曲折の中には、もちろん東ドイツの社会主義時代も含まれている。
 この「赤ずきんちゃん」、その名前が正式なブランド名となったのは1948年のことだが、その名前が瓶に被せられた赤いかぶせものから来ていることは疑いがない。東ドイツ時代には、西欧諸国にも製品を輸出し外貨を稼ぐことのできた優良企業だったが、東西ドイツ統一にともなう西側ブランドの流入により、国内販売数が落ち込み、一時は存亡の危機に瀕したこともあった。しかしリストラを果たし、今では「ディー・ヴェルト(Die Welt)」紙が選ぶ、「東のトップ100」にランキングされ、優良企業の名誉を回復している。昨年度はドイツ経済の低迷にも関わらず、複数の企業を買収し、売り上げを117%も伸ばしている。「赤ずきんちゃん」の今後の成長も楽しみだが、クリスマスも近いこれからの季節、「大人たちを楽しませる」ことは間違いない。【長嶋】
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スーパーSparにて購入:
3ユーロ79セント


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