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ドロミテ山歩き写真集【2005年4月19日】

 昨年8月に1週間、イタリアのドロミテ山塊を歩いてきた。山歩きは20年ぶり。重いリュックサックを担いで山を歩くのは、ヨーロッパでははじめての体験だった。
 何分、ベルリン周辺には山がない。そのためドイツに来てからというものは、山とは無縁の生活を続けてきた。
 きっかけは、リチャルトと知り合ったこと。彼はもう40年、年に1回は仲間と一緒に山歩きをしている。そしてぼくも、仲間に入れてもらうことになった。
 装備は日本からほとんど持ってきていない。靴は25年前に買ったもので間に合うとして、リュックサックは、一つは大きすぎるし、もう一つは小さすぎる。結局、いろいろ買い揃えるうちに、気分ははじめて登山に出るかのように、うきうきした気分と、大丈夫かなと不安な気持ちが交錯していった。
 もう無理だと思ったら、自分だけで降りればいいと開き直って、いざ出発!
 ドロミテの自然は、最高だった。天候にも恵まれ、最終日以外は予定通りに進み、無事下界に戻ってくることができた。
 仲間が遅れ出そうが、みんな勝手に歩くのにはちょっと面食らったものの、ドイツ語が通じるというのは心強い。元々はオーストリア領で、第一次大戦でイタリア領になったからだ。その反面、おいしいイタリア料理は食べられない。ほとんどが、ドイツ/オーストリア風の食事というのにはがっくり。
 以下は、その間に撮った写真。名称はドイツ語名を使用した。

初日は、プローゼ小屋(2447m)泊。朝目をさますと、ガイスラー山群の頂きに雪が見えた。









ハルスヨッホからパイトラー岳/トゥレン山の間の鞍部(2361m)までは、500メートルをほぼまっすぐに上がるハードなコース。しかし上がって見ると、壮大な景色が待っていた。







2日目に宿泊したシュルューター小屋 (2031m)。











ガイスラー山群を左右から見る(最高峰は3025m)。


St.ウルリヒからロープウェーで上がると、牧歌的なザイザー高原(2005m)が広がっていた。









ザイザー高原から周辺の山系を見渡す。右はランク岳山群(ランク岳は3181m)。


シュレーン小屋(2457m)の横から、ローゼンガルテン山群(最高峰は2981m)を見渡す。










シュレーン小屋からプラット岳小屋(2297m)へ向かう途中で見つけたエーデルヴァイス。










セラ山群(最高峰は3152m)。


マルモラーダ山群(最高峰は3342m)の残雪を見に出かけたが、あいにくガスでほとんど見えなかった。









山歩きをした仲間たち。途中で離脱しなければならない仲間もいたが、再び合流。最後はみんな無事に、ボーツェンに着いた。








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