ベルリン
【画】フリードリヒシュトラーセ駅【2004年8月1日】

中尾画伯『フリードリヒシュトラーセ駅』(2002年) フリードリヒシュトラーセ駅
画:Akira Nakao
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 絵は、シュプレー川の川岸から見たフリードリヒシュトラーセ駅。寒々とした印象を受けるが、冬の景観だろうか。この駅は19世紀の末以降、ベルリン市内交通の中心として発達した。鴎外の『ドイツ日記』にもそのように描かれている。
 現在でもSバーン(東西線および南北線)、ドイツ鉄道、地下鉄、路面電車が乗り入れて乗換駅となっている。しかし東西分裂時代は、国境の駅となっいた。西側のSバーンから西側の地下鉄には乗り換えができたが、通路は迷路のようになっていたとのこと。今では改修され往時を偲ばせるものは少ない。シュプレー川には遊覧船が行き交う。【文:長嶋】

※この記事は Akira Nakaoと bmk Berlinのコラボレーションで製作されています。

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フリーランスのリサーチャー、翻訳者、通訳者
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