ベルリン
クリスマス風景【2003年12月】
クリスマスの味覚
グリューヴァイン  12月に入ると街のあちこちにクリスマス市が立つ。グリューヴァインと呼ばれるワインカクテルの熱燗と焼き栗は、この季節の風物詩。「ハイセ・マローニ(あつあつのくりだよ?)」とのかけ声は、焼き芋売りを思い出させる。
焼き栗
グリューヴァインの屋台 焼き栗の屋台

クリスマス市
クリスマス市1 クリスマス市2 クリスマス市3
昼間の風景
(ポツダム広場)
夜の風景(ポツダム広場):
木彫りの装飾具
仮設遊園地
(Unter den Linden付近)
 クリスマス市で売られるものは、グリューヴァインや焼き栗ばかりではない。クリスマス用のお飾りや子供へのプレゼントのための玩具、あるいは射的やくじ引きなどのアトラクションもある。メリーゴーランドや観覧車、ときにはジェットコースターまでが設置され、仮設の遊園地となる。

デパート
デパートの飾り付け  クリスマス市は、まさに縁日そのもの。日本に相当物を探すとしたら「酉の市」が最も近いだろうか。日頃は倹約家で個人主義のドイツ人も、このときばかりは財布のひもが緩くなり、家族や友人への贈答物の購入に余念がなくなる。伝統のクリスマス市の役割は、現代ではデパートにも移されている。プレゼントコーナーやお飾り売り場が設置され、各店ともデコレーションの華やかさを競い合う。 玄関のホールの飾り付け
「ちょっとしたプレゼント」の数々 玄関ホールのデコレーション

お迎えの準備
クリスマスツリー  街の広場には華やかな電飾で飾られたクリスマスツリーが設置され、市民の家では扉にお飾り、窓に電飾と、クリスマスを迎える準備が整う。今年もクリスマスがやってくる。 市民の住宅では
大きなクリスマスツリー
(ポツダム広場)
市民の住宅にも「お飾り」
【長嶋】
【関連記事】クリスマスの楽しみ方(2004年)

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フリーランスのリサーチャー、翻訳者、通訳者
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