写真:ベルリンマラソン
29キロメートル地点辺り
 渋井陽子さんが日本女子最高記録で優勝した今年9月のベルリンマラソン。実は、小生も約3万人の市民ランナーと一緒に、42キロメートル余りのコースを走りました。4年連続の参加です。もちろん、渋井選手とは比較にならない時間。でも、今年も何とか無事にゴールできました。それも、自己最高で。
 もともとは、腰痛対策ではじめたジョギング。当時は、3キロメートルでダウンと情けない状態が、5キロ、10キロ、20キロと走れるようになって、いつのまにかマラソンに挑戦して見るかということに。
 マラソン自体は、決して健康なスポーツとは思いません。しかし、毎年この時期に合わせてからだを作り上げていく過程は、たいへん健康で、すばらしい。それも、毎年新しい体験があります。いや、走る毎に新しい発見があるといってもいい。それは、マラソンの時も同じです。
 だから、マラソンにはゴールがありますが、ゴールはないのと同じ。ゴールした瞬間から、次への新しい過程がはじまります。それがまた、持続性ということでもあります。
 bmkの活動も、こうしたものに成長してくれればいいなあ、と思っています。われわれ会員にとっても、読者のみなさんにとっても。(2004年11月28日)【fm】